九州鉄道記念館戸畑分館(59)
阪神国道線の行先版
今回はちょっと九州を離れます。今年も阪神甲子園球場での高校球児の春の祭典が終わりました。本院の院長は小学校2年生まで甲子園で育ちました。祖父母の家も甲子園球場のそばにあり、お隣さんは阪神の元選手のお宅でした。祖母は虎風荘(阪神の選手寮)の寮母さんと仲良しで、選手のサインを頼むと直接選手からもらってきてくれていました。古き良き時代のお話しです。幼い頃、この甲子園を走っていたのが阪神電車の阪神国道線です。最盛期は神戸市内まで運行されていました。この行先版は昭和50年の廃止直前のものです。1枚の札で4つの行先がめくり方式となってます。