九州鉄道記念館戸畑分館(90)
京阪三条駅(京津三条駅)のジオラマ(ぷちらま) *車両は京阪60系と80系
京都市にあった旧京阪三条駅は京阪本線の三条駅と滋賀県浜大津へ向かう京津線の京津三条駅が隣り合わせで、存在しました。昭和40年代までは、本線と京津線の直通運転がされていました。この模型にも左下に路面部分が小さく再現されていますが、駅構内を直通の電車が横断するような構造になっていました。本院院長は幼いころ父の仕事の都合で関西在住しており、大阪府寝屋川市の伯母に家に行くときに、奇妙な電車を見かけていました、外貌は路面電車のようで、2両編成、しかしながら色は特急と同じ色でした。これがこの模型にもある京阪60系いはいる「びわこ号」の晩年でした。伯母の家に行くとき、これに偶然出会うことを楽しみにしていた思い出深い電車です。