九州鉄道記念館戸畑分館(108)

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名古屋市電の車庫銘板

本院の院長は父親の転勤で小学校時代を名古屋市で過ごしました。ちょうどこのころに名古屋市電は廃止されています。昭和49年、最後まで残っていた19.8kmが全廃されました。この銘板は当時、名古屋市電につけられていた車庫銘板です。路面電車に製造銘板以外の銘板がつけられることは全国的にも珍しかったと聞いています。車庫に所属する車両数も少なかったため、現存するものも少ないようです。「大」は大久手車庫、「上」は上飯田車庫を表しています。このほかに池(池下)、稲(稲葉地)、星(星ヶ丘)、浄(浄心)、澤(澤上)、高(高辻)、老(老松)、港、下(下之一色)、安(安田)などがあったそうです。

*新型コロナ感染症の関係で多忙を極め、なかなか更新できませんでしたが、少しずつ日常を取り戻しつつあるため、本コーナーも再開しました。