九州鉄道記念館戸畑分館(66)
東海道新幹線開通時の懐中時計
昭和39年(1964年)10月1日。日本の高速鉄道の時代が幕あけました。この時計は東海道新幹線開通時の懐中時計です。シリアルナンバーから推察しますとかなりの数があるように思いますが、所有者の皆様が思い入れが深いのでしょうか、昭和39年銘の新幹線の懐中時計はあまり表に出てきません。この懐中時計はかつて国鉄職員だった愛知県の方から譲り受けました。昭和41年に大阪で生まれ、小学校時代を名古屋で育った本院院長には、まさに東海道新幹線は憧れの的でした。かつてこのコーナーで御紹介した0系新幹線の2つの座席とともに大切に保存していきます。