九州鉄道記念館戸畑分館(80)

ながさき サボ

ながさき号の行先板と愛称板

かつての国鉄時代末期、長距離夜行普通列車が全国で数本走っていました。九州では、門司港・長崎・佐世保間に「ながさき号」がありました。下りは門司港発22:37、長崎着6:39、佐世保着4:48。上りは長崎発23:00、佐世保発0:30、門司港着7:44でした。ナハネフ12を1両連結した編成で、大変人気がありました。惜しまれながらも昭和59年に廃止になりました。本院院長も小倉高校時代、朝講習の日には折尾・戸畑間を毎日のように利用していた思い出深い列車です。本院ではこの「ながさき号」の行先札と愛称板を大切に保存しています。